女優の芦田愛菜さんが、５ヶ月で偏差値70前後の一流中学を総なめにしたらしい

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これはこれで、とてもすごいことだと思うけど、そもそも、子役としてこれだけ注目される存在なのがとてつもないわけで。

多分、勉強法を公開されたところで、真似できるのは他の一流子役のみだと思う。

勉強の成果＝本人の資質 × 集中力 × 教育の質 × かけた時間

の掛け算で出てくるものだと考えられます。

本人の資質の中に、記憶力とか、論理的思考力とか、意志の力とかが含まれるわけです。

記憶力：勝てる同世代なんてほとんどいないんじゃない？

連ドラの台本を覚えられるレベルの記憶力がある。しかも様々な台本を覚えるため、記憶の実践的トレーニングを常に積んでいるようなもの。

そう考えると、社会や理科の記憶ものは、ちょっとした覚え方の工夫を知るだけで覚えられそうです。算数も同様。

漢字？ドラマの台本の方が難しい漢字使ってるでしょw

集中力：ドラマの役に入り込めるってすごいよね

集中力っていうのは、頭から余計な情報をいかに排除できるか、ということでもあります。（なので、過集中で、音が聞こえなくなる、色がなくなるという現象も起こるようです）

ドラマの役に入り込む、というのは、「自分」を「役」に投影して、役に不要な余計なものを排除する、ということを意識してか、無意識にか、行なっているのだと思います。

勉強している時に、雑念を排除するくらい余裕でしょう。

論理的思考力：ないと役柄の正しい理解、監督の演技指導の理解できないよね

なぜ、芦田愛菜さんがこれだけ注目されるか。それは、演技がすごいからですね。

私は演技のことなんてよくわかりません。なので演技そのものを論評することはできませんが、グラビアアイドルやモデルが本業でドラマに出てきた人とは違うと思います。

で、子役だからって、手は抜いてもらえないと思うんですよね。

手を抜かないといけないような相手だったら、二度目がないんじゃないかな。

芦田愛菜さんが過去どういうドラマに出てきたか知りたい方は、事務所のページをどうぞ。

www.jobbykids.jp

書いてあるだけで、ドラマ２３、映画１７あります。

えー、この人まだ１２歳ですよ？w

すごいですよね。

つまり、これだけ大人とも渡り合っている、ということじゃないですか。

それだけ、論理も鍛えられますよね。

意志の力：キャラを壊さないためにどれだけの意志の力が必要か？

これだけ活躍していると、当然イメージを壊さないようにしないといけません。

ということは、人の目があるところで気は抜けない、ということです。

それを守る意志の力、壮絶ですね。

また、きちんとドラマを完成させるところまでセリフを覚えきる、演じきる、というやりきる力も相当なものでしょう。

優秀な大人でも、どれだけの人が真似できるか？

役者じゃなくても、夏から初めてトップ校、は一定数いる

教育業界にいるとわかりますが、飲み込みが早く、あれよあれよというまに急成長していく子供、というのは一定数います。

大学受験でも、部活をやっている集中力のある子が夏以降強い、的な雰囲気があると思います。

小学校６年生くらいだと、まだまだ子供なので、勉強に飽きずに集中する、ということが結構大事です。時間をかけていても上の空だったら、意味ないですからね。

そういう意味で、熱中しやすい子、のめり込みやすい子、というのはハマるととても強いです。

そして、そういう子は天才的なスピードで、教わっていることの原則を覚え、応用できるようになり、さらに受験のテクニック（時間配分とか）を覚え、するする上昇していきます。

だとすると、より幼い時から大人に揉まれてきた芦田愛菜さんが、５ヶ月集中して勉強したら、トップ校に受かった、というのもさほど驚くことではありません。

それまでの積み重ねが、それ以上に凄すぎるのです。

まとめ：普通の子供は、真似しちゃダメ！

芦田愛菜さんは特殊な事情により、５ヶ月でトップ校に合格できるレベルになりました。そうなれる能力をそれまで、中学受験に必要とされるレベルの遥か彼方のレベルで身につけていたからです。

はっきり言って、イージーモードだったんじゃないですかね？

なので、来週の週刊新潮で、芦田愛菜さんの勉強方法が公開されるようですが、真に受けて、自分の子供に
「芦田愛菜ちゃんは５ヶ月でできたのに、どうしてあんたは・・・！」
的なことはくれぐれも言っちゃダメだからね！

わかってると思うけど！

言われると、めっちゃやる気なくなるからね。

やる気出そうと思っても集中できなくなるからね。

必死にやってる子供は繊細だからさ、何が傷つけるかわからんよ・・・