トランプ大統領・アメリカ大統領選

トランプ当選でわかったリベラルは自分たちが不利になると暴力的になるという事実

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日本もアメリカもリベラルがメディアで強いのは一緒

トランプは間違いなく、アメリカの法の下で正当に戦って、買った

今回のアメリカ大統領選挙は、
共和党の勝利だった。

大統領選は、
トランプが290人/540人の選挙人を獲得

対するヒラリーは、232人/540人

得票数は、CNNによれば、
トランプが47.3%の得票率に対し、ヒラリーが47.8%の得票率と、
ヒラリーの方が多い結果だった。

そこで、そのデータを元に、アメリカでは暴動が起こった。
(デモというには暴行が横行しすぎた)

www.washingtonpost.com

アメリカは当然法治国家で、民主主義国家なはず。

法治国家で、民主主義国家で、文明国だったら、
その法に則って就任した自分たちの大統領が、
自分の意と異なる人間だったからと言って、
破壊活動を行っていいはずはない。

これは非常に野蛮な行いですよね?

ヒラリー支持でないと差別主義者と言われる不条理

「隠れトランプ」という表現が日本の新聞で横行しています。

「隠れトランプ票」番狂わせ招く 世論調査に回答せず:朝日新聞デジタル

世論調査なぜ違った? 「隠れトランプ支持者」も :日本経済新聞

日本でも、あたかもヒラリーが女性だったから大統領になれなかった、
ガラスの天井が存在するんだ、という論調が後をたちません。

しかし、ヒラリーには、国家機密を他国にリークして、
その見返りとして大金を得ていた、という疑惑があります。

(FBIのせいで負けた、という論調がありますが、そのことを指しています)

【米大統領にトランプ氏】負けたのはFBIとメディアのせい クリントン陣営幹部が泣き言 – 産経ニュース

この一点を持って、自国の国家機密を他国に売り渡して、
私服を肥やすような人間が、過半数を得票する、というのが理解できません。

ずっと、少数派を中心とした国民の味方、のように装っておいて、
実はその反面国民を裏切っていた、ということなわけです。

そんな人間がこのような綺麗事を言っても、残念ながら信用はできません。

【全文】ヒラリー氏、敗北演説で若い女性に未来を託す「いつかきっとガラスの天井を打ち破れる」 – ログミー

今回の挫折は痛手ではありますが、正しいと信じるもののために戦うことは、充分にその価値があると信じることをやめないでください。本当に価値があるのですから。

皮肉にも、このことを10年間の長きに渡り実践してきて、
今回大統領まで上り詰めたのがトランプだ、
ということは見逃してはいけないと思います。

ちなみに、私もトランプが大統領になるのも仕方のないこと、
と言っただけで、とある自称国際派女性に罵倒されました。
世の不条理を噛み締めた瞬間でした。
彼女は、ヒラリーが女性だから負けた、と心から信じていたようでした。

日本のリベラルもデモには暴行がつきもの

シールズなど抗議活動 国会前混乱、3人逮捕 – 産経ニュース

ただ、シールズの抗議活動の最中に一部の参加者が一時、横断歩道や歩道を占拠し警察官ともみ合いに。「お巡り帰れ」「触るな」などと怒声がこだまし、ステージを無視するように気勢を上げる一幕もあった。

 警視庁はこの騒ぎの前後に、警備に当たる警察官を暴行したとして、男3人を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。

【緊迫・安保法案】民主・小西氏が委員長めがけてダイビング攻撃…法案可決時、与野党大荒れの“壮絶肉弾戦”(1/2ページ) – 産経ニュース

与党側は質疑打ち切り動議に続き、安保関連の2法案などを次々と可決。民主党の小西氏が委員会室後方の窓枠に足をかけ、鴻池氏めがけてダイビング攻撃を仕掛けようとしたが、自民党の佐藤正久筆頭理事が小西氏の顔を払いのけて防いだ。

古い記事ですが、なぜ国会でダイビング攻撃が発生するのか理解できません。

ちなみに、佐藤正久議員のパンチが話題になりますが、ダイビングがなければ発生しなかった事案というのは明らかかと思います。

トランプも安倍もファシストという差別主義的レッテルが貼られる

社会的弱者でなければ、どれだけ攻撃を仕掛けても良い、
ということなのでしょうか?

参院選で深化した「熱狂なきファシズム」 – 想田和弘|WEBRONZA – 朝日新聞社

ファシズムというと、ナチスが連想されると思いますが、
一党独裁により他党派の活動が禁止・弾圧されている、とでも言うのでしょうか?

日本の民進党も、維新の会も、社民党も、共産党も、
特に活動禁止もされていなければ、弾圧もされているようには見えません。

首都ワシントンでもトランプ氏に対する抗議デモ | NHKニュース

参加した人たちは「アメリカにファシズムや白人至上主義の団体はいらない」などとシュプレヒコールを上げて市内の中心部を行進しました。

だとすると、「ファシズム」とは何を意味しているのでしょうか?

ちなみにアメリカだって、共和党による独裁で民主党が弾圧されてなんていません。民主党が選挙で負けただけの、議会制民主主義の正常なプロセスです。

いわゆる「ノイジーマイノリティ」の方がメディアは使いやすい

少数派の人間が、自分たちの権利を守るために活動するのは、当然の権利です。彼らが黙っていたら、存在を知られることもなく無視されてしまう、という危険性をはらんでいるからです。

もちろんそういう人たちが黙殺されないように、
存在をアピールするメディアの役割も重要です。

しかし、「感動ポルノ」という言葉に象徴されるように、
権利の確保ではなく、存在をアピールした収益化に焦点が合ったとき、
なにかおかしな歪みが発生しています。

しかし、言っていることは理想論としてきれいな場合が多いので、
それは素直に受け入れてもいいでしょう。

しかし、それと、自分たちの代表たる議員や、ましてや大統領となると、
話は別でしょう。

あくまでも、少数派の権利を守ることは、
政治思想の一部であってすべてではない。

少数派の権利を守るために、
多数派の権利を黙殺することが許されるのか、
というのは、また別の議論。

そう、議論をすべき内容です。

一方的な断罪になることが、そもそもおかしな話ではないの?
と思います。

とりとめもなくなってしまったのでまとめ

いずれにせよ、正当なルールのもとで公平に戦った結果を、
暴動でひっくり返そうとするのは、民主主義に反した行動です。

それを、人権を守れ、法を守れ、平和を守れ、と
普段主張している人たちが行なうのだから、
ダブル・スタンダードもいいところです。

そんなことをされたら普段語られている理想だって、
裏になにかあるのだろう、と勘ぐられて信用されなくても当たり前です。

自分に不利な結果が出たときに、どのように振る舞うのか。

今一度胸に手を当てて、自分の身も振り返りたい、
そう思う出来事でした。